BrotherのJ740Nという、インクジェット複合機を買いました。
これがまた、iPhoneとかなりの親和性があったのでレビューします。
AirPrint対応
もはやこれは必須のレベルなので、今更取り立てて話す必要もないのですが、無理やりCUPSの設定をして擬似AirPrintをやっていた自分からすれば感動的でした。
AirPrintでの写真印刷
問題は、写真印刷なんです。
写真アプリからAirPrintで印刷すると、L版の大きさで出力されます。
たとえそれがA4の紙であっても。
いやいや、A4サイズフルに印刷して!という要望には応えてくれないのです。残念!
試しにGoodReaderでの印刷を試みました。
結果、A4サイズにはなるがフチあり。
惜しい!
救世主誕生
ところが!ブラザーから出ているアプリを入れると完全なるフチなし印刷ができました!
アイコンからしてプリンタの機能をたくさん使えそうな雰囲気が出てます。(出てない)
起動すると、プリントかスキャンが選べます…ってスキャンもできるのか!
とりあえず印刷はこんな感じでやります。
何故か自動両面の設定が無い。
AirPrintの両面設定はしっかり働くのに。
そしてスキャン。
まず、本体にもしドラをセットしてみた。
当たり前の様に、厚みのある本でもちゃんとおさえてくれるのはさすがです。
コピー自体にもブックコピーのオプションがあります。
さて、スキャン。
無線LANでそれぞれ繋がっていますが、レスポンスなど軽快です。
できました!
あら。なんか変w
このソフト上でトリミングや回転は可能です。
はい今度こそできました!
出来たらどうするか。
アップロードでしょう。
個人的なポイントとして、PDFで出力可能な点、そしてOpen inに対応している点はかなりポイント高いです。
要するに、PDF形式でEvernoteに入れられます。そうするとOCRがきくわけですね。(プレミアム会員だけだったような気もしますが)
資料のデジタル化がiPhoneで済みます。
本体だけでクラウドにアップロードできる機種も
実は…。iPhoneも使いたく無い場合は、740Nとほぼ同じお値段で買える940Nというプリンタも。こっちは本体だけでクラウドにアップロード出来ます。すごい。
ただ、740Nにある、手差し印刷が無くなっています。封筒に印刷したり、厚手の紙に印刷したりする方は手差し印刷が必要になるので、740Nになってしまうかと思います。
ブラザーのすごいところ
実は、7年近くブラザーのプリンタを使い続けていますが、印刷技術は着々と進歩しています。
確かにEPSONやCanonの機種と比べると、色数も少ないですし印刷品質という点では劣る点も確かにあります。
しかしながら、様々なメーカーが画策しているインクでもとを取る作戦がブラザーにはあまり感じられません。
純正インクは4色セットでも3300円ほどで売っています。他のメーカーの純正品は高いですし、中身が少ない。
ブラザーは感覚として結構な量入ってます。
教室で子どもたちがガンガン印刷するようになって二週間たちましたが、半分にもなってません。
一度安さに負けてhpのプリンタ使った時は、3日でインクなくなったのでかなりもってます。
あまり大きな声では言えないのですが、ICチップといった顧客にとって無駄な装置はありません。保証期間が過ぎたら、詰め替えインクや互換インクに切り替えようと思っている方もいるとは思います。安値で手に入りますよ。互換インクは一つ100円ほどです。
プリンタヘッドが変わる前の機種なのでなんとも言えませんが、互換インクを使いながらも5年近く使えましたよ。
まとめ
写真の品質にこだわる方にはオススメできませんが、iPhoneやクラウドにも対応している、普段使いのプリンタとして、ブラザーのプリンタは自信をもって勧めます。
プリンタに第三の選択肢!
差し込み印刷が要らない人が買うならJ940Nがオススメです!