大学在学中に子育てした私は安藤美姫を応援します

こんにちは。あまりにもマスメディアの報道がひどいので、このblogのスタイルとはガラッと変わりますが書きます。

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どんな報道がなされているのか

テレビ番組で安藤美姫さん(以下敬称略)が女児を出産したこと、そして未婚であることをインタビュー内で話したことに端を発します。

インタビューが放映された後、新聞や週刊誌、ネット上のメディアなどが様々な形で報道しました。その中で、いくつかのアンケートが行われ、その内容が物議を醸しています。

どんなアンケートが行われたのか

どこが どのように
週刊文春 緊急アンケート! 安藤美姫選手の出産を支持しますか? というアンケートを実施。出産を支持するか、そして子育てしながらの五輪を支持するかという設問。
TBS 父親を知りたいかどうか、アンケートを実施。

問題点

これらの報道やアンケートには、いくつかの問題点が含まれているように思います。発信側と受信側に分けて考えていきます。

報道する側の問題点

こちら側はあまりにもプライバシーに立ち入りすぎた報道です。売り上げ至上主義といったものを感じます。オリンピックに出場するレベルの選手、そして安藤美姫というスケート界のプリンセスともなると、ある程度の恣意的な報道は本人も覚悟しているとは思います。が、今回のは明らかにやり過ぎと感じる人が多くいる。そこに、世論と報道のずれを感じざるを得ません。更に言えば、本人サイドからはこれ以上の追求は控えて欲しいとしっかりと伝えられているのにも関わらず、隠されている父親探し、元コーチへの取材など、話題はひろがるばかりです。しかし、これは受け取る側に適した情報を送るという点で考えると、理にかなっている部分がある訳です。受け取る側にも問題点があるのです。

受け取る側の問題点

TBSのアンケート結果では、父親を知りたいと答えた人が47%にのぼったそうです。リモコンでポチッと気軽に匿名で投票できるということは、かなり本心を表していると思います。今回問題としてあげたいのは、回答の選択肢です。選択肢は「やっぱり(父親を)知りたい」と、「そっとしておいてあげたい」という二択でした。もう一度言いますが、「知りたい」の逆である、「知りたくない」ではなく、「そっとしておいて欲しい」との択一です。本心に近いアンケート結果で、情報を受け取る側の47%が、「構わん、調査せよ」と発信側に対して思っているというのは、かなりの問題だと思います。

自分はどのように考えているか

その前に、少し前にブックマークをたくさん戴いた匿名での記事である、

子育てを大学在学中にするとこうなる。追記有  ( http://anond.hatelabo.jp/20130619061242 ) が私であることをここに表明しておきます。

簡潔に言えば余計なお世話です。大学の時、子育てに関してあれやこれやと聞いてくる(立ち入ってくる)友だちや同級生、教員はいませんでした。単に、暖かく見守ってくれました。迷惑もかけましたが、「大丈夫だよ」って言ってくれました。それだけで十分なんですよね。
確かにシングルマザーは二人で行うことを一人でやるのですから、大変さはあると思います。でも、困ったときに差し伸べられる手と、きちんと生活していけるお金があれば、何とかなります。

そして、周りはそれを温かく見守っていくのが何よりの応援になるはずなんです。それが、父親は誰だとか、なんで未婚なのに産んだんだとか、育てていけるのかとか、オリンピック選手としてバースコントロールしろとか、余計なお世話です。そんなこと言うんだったら、一日で良いから安藤美姫の子どもの面倒を見てあげてくださいよ。絶対かわいいです。そして、本当にやらなきゃいけないことが分かるはずです。

まとめ

やらなくてはならないことは二つです。

  1. 意識を変えること。未婚の母?それもありでしょう。バカにしたり見下す要素は全くない。日本人全体の問題として意識変革を。受けとる側が変われば、報道も変わる。
  2. 意識だけではダメな部分は、政治がきちんと仕組みとしてサポートすること。育てづらい環境を育てられる環境にするのは政治の役目。

と言うわけで、私は安藤美姫を全力で応援します。トリビアの泉に出たときからファンです!(結論ここ)

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