我が家ではひかり電話とフレッツ光ネクストを同時に申し込んでいます。
そのとき届いたルーターがPR-S300SEというものでした。
よくよく調べていくと、手持ちのiPod touchおよびノートPCが、電話の子機になるというので、さっそくやってみました。
目標
- Wi-fi環境さえあれば、どこでも子機になるiPod touch
- 家の中でノートPCを操作しているとき電話が来たらすぐにPC上で応答できる
まずは、PR-S300SEの環境構築から。
トップページ > 電話設定 > 内線設定 と進むと、内線番号の設定画面があります。
ニックネームは適当で構いません。
端末属性は音声専用にしておきましょう。(とりあえず)
MACアドレスは入れる必要ないです。ダイジェスト認証を行うにチェックを入れて、パスワードをメモしましょう。
ルーターの設定はこれだけです。
次はiPod touchの設定。
1分までしか話せないという制限付きですが、無料で使えるアプリを紹介します。
(2010年10月30日追記:最新版では、なんと制限時間が無くなりました!すげぇ!)
対応しているCodecが増えていたり、複数のSIPセッティングを使い分けられたり、バナーがなくなったりするPro版もあります。
設定は以下の画面の通り。(今回は内線番号4を割り当てています)
SIPセッティングです
Username には 内線番号
パスワードには、 表示されていたパスワードを入れます。
次、Servers設定。
Addressにルーターのアドレスを入れます。
次、Advanced
Auth. Nameのところに、ユーザー名(デフォルトは000のあと内線番号)を入れます。
以上設定すると通話可能になるはずです。
なお、iPod touchは、マイクがついていないので、別途つけてやる必要があります。
(※最新の4Gでは、付いています。)
私のおすすめはオーテクから出ているものです。
マイク部分にスライダー式の音量調整、あとは再生、停止などの指示が出せるボタンがついています。
その先にお気に入りのイヤホンをさして使えるので、オススメです。
さて、すべての準備が整ったところで、テスト発信してみましょう。
電話番号は1に発信してみてください。
元からついている電話機が呼び出されたらテスト成功です。
なお、目標にあるWi-fiがあれば、のくだりですが、VPN接続ができるようになっていると可能になります。
具体的には、以下のものが必要です。
- PPTPサーバーなどの、VPN機能を提供するルーターもしくは、Linuxサーバー。
- GoogleなどでVPN構築を調べ、構築するまであきらめない心。
- 時間とやる気。
iPod touch上では、設定→一般→ネットワーク→VPNとたどればVPNの設定ができます。
VPNの接続に成功すると、左上にVPNのマークが出るので確認できます。
これで、自宅内のネットワークに入っていることになりますので、同じように内線および外線発信が使えます。
さて、このソフトを紹介したのは、このソフトはiOS4上でバックグラウンド動作が可能であるということにつきます。
すなわち、後ろで動いている限り、着信もとれるのです。
これはちょっとしたスペクタクルですよ。
外にいながら完全子機化。完成です。
さて、次はパソコン。
X-Liteというソフトを使います。
解説は至る所でされているので、引っかかるところのみ解説します。
はい。これ見れば設定できるでしょう。ほかのタブでは設定してません。
あとはここが引っかかるはずです。
はいこれでOK。つながりますよ。
そんな形で、駆け足でお伝えしましたが、何はともあれ内線番号がもてると言うことは、自宅との電話料金は無料となりました。
iPod touchで自宅の電話番号から発信可能になりました。また、自宅にかかってきた電話を出先で受けることも可能になりました。
ちょこちょこと節約していきましょう。
次回は、b-mobile + 光ポータブル 使用時、これは使えるのかを検証します。
あ、あと、1分制限を解除したい場合は、600円のアドインを買えばOKですので、とりあえず1分でしゃべるように、テストしまくってください。楽しいですよ!(特にtouchで電話するという感動は大きいですw)
ブログにエントリ: PR-S300SEを用いたiPod touch (iPhoneも) のひかり電話 子機化 – 我が家ではひかり電話とフレッツ光ネクストを同時に申し込んでいます。 そのとき届いたルーターがPR-S300SE… http://wp.me/pEyhP-pP