ZOOM POINTさんの記事とScoopy FREAKさんの記事を参考にそのままSmartDioに適用しました。
クラッチスプリングを変えることにより、クラッチがつながる回転数を変えることができます。
つながる回転数をあげることにより、出足のもたつきを改善することができます。
今回は500rpmほどアップするらしいYAMAHA純正のクラッチスプリングへの交換を行ってみましょう。
スマディオクラッチスプリング交換
- 部品調達
- 用品確認
- 作業
- 後片付けw
では、いってみましょう。
部品調達
まずは何はともあれ部品を買います。Clearは2輪館で購入。
YAMAHAの純正パーツに使えるものがあります。部品番号を控えてバイク屋に言えば取り寄せてくれるかと。
部品番号:「2JA-16626-00」 87’JOG用クラッチスプリング
Clearは2日で入荷の連絡が来ました。
確か1つ137円です。1個入りなので、2個注文します。
用品確認
工具が必要です(当然ですが)。
まずはユニバーサルホルダー。
正直これがないと話になりません。クラッチ側のネジ(というかナット)はクソ固いので、これがないと外れないと思います。
次に、プラスドライバー。100均のでおk。
次にレンチ (8mm)。Clearはメガネレンチが好きです。
最後は14mmのレンチ。これはメガネじゃだめですw
トルクレンチが本当はよいです。Clearは家にトルクレンチがあったのでそれで。
ってかトルクレンチは重宝するので買っておいた方がいいです。
Clearが安いのを探してみた。探し方悪いかもしれないのでご了承。
ソケットを変えることでいろんなサイズに対応できるものがいいと思います。
あとはペンチ。
さて、ではいきましょうか。
組み立て
まずは、エアークリーナーのBOXを外します。
本当は下のケースを外すのですが、ここを外さないとネジが外せません。
プラスドライバーで5カ所ネジがありますので外してください。
こんな感じ。
次、ベルトケースカバーを外します。
これは8mmのレンチで、5カ所あるので外しましょう。
外したネジはエアクリBOXのケースに入れておいてどっか行ってしまわないようにしましょう(笑
ん、汚いww
右側が今回やるクラッチ側、左側はプーリー側です。
さて、次はユニバーサルホルダーを使用します。
クラッチアウタを外します。14mmです。すっごく固いです。できるなら一人車体を押さえてもらった方がいいです。
クラッチアウタの穴にユニバーサルホルダーの丸い先端を入れて、クラッチアウタがナットと一緒に回らないようにします。頭を使ってください。時計と反対回りに回すので、左下に接地させます。
あとはテコの原理を使うような感じで回します。力任せにやっても固くて無理だと思います。きちんと支点を作って回す力が伝わるようにしましょう。
相変わらず汚いなw
さて、Clearは説明用にプーリー側も外しました。
外さなくてもできるみたいですが、Clearには固すぎてペンチの操作がうまくできなかったので外した方がうまくできました。
こんな感じでスプリングが入ってます。
本当はもう少し細いのが入ってるはずです。これは6.7PSJOG用の強化クラッチスプリングです。
これは強すぎて見事に駄目でしたw
回転があがりすぎて変速が始まる→つながる→パワー足りずにもう一回変速→1からスタート的な感じでよくありませんでした。(エンジンが暖まると改善されてマシになったのですが、それでも微妙です)
向きを覚えてください。爪状になっている先端が内側です。
説明用に取り外したショット。
穴が二カ所開いているのがわかりますか?
ここに各先端を通します。ちょっと力がいりますよ。
2カ所あるので2カ所ともやってください。
できたら逆手順で組み立てて終わります。締め付けトルクは39 N-m(4.0kgf-m)らしいです。
後片付けw
使い終わった工具類はきちんと後片付けを。外したクラッチスプリングはもしもの時のためにとっておきましょう。
以上ですべて終了です~!