Starbucks VIA – COLOMBIA レポ その1

GIGAZINEさんからリンクされていた、ブロガー向けの募集でどうやら当選したらしく、一足お先にStarbucks VIAが届きましたので、早速レポします。

今回試したのはコロンビア。MIDIUMということは、あまり濃すぎないという設定みたいですが、果たしてどうなんでしょうか。

とりあえず前提です。

  • Clearは元マック店員(コーヒーリニューアル後も勤務してた)
  • 嫁は元スタバ店員

これがVIAのパッケージ。

とりあえず写真とかはほかのサイトで見ていただくとして、レポいきます。

開けてみた

うん。粉だね。顆粒ではなく粉。

お湯を入れてみた

180ccらしい。目分量でいい。というか、守ると大変なことに。(後述)

さて、お湯を入れてまずすることと言ったら、香りを確かめることですよね!
早速嗅いでみました。

「うお、なんだこれ!」というのが初発の感想。なんていうか、かなり時間が経ってる感じ。
マックで言うなら、30分経過したから捨てるコーヒーのにおいと似ている。要するに、この時点で二人とも諦めた。

以下壮絶なVIA叩きの様相を呈しております。VIA好きな人は読まないでください。

ブラックで飲んでみた

うん。無理!ブラックでは飲めたもんじゃない。180ccでは濃すぎる。何も言わずにお湯を足した嫁。GJ。
味自体は、スタバで飲む味に近い。近いけど明らかに違う。何が違うかというと、酸味と苦みが違う。いつまでも残る苦み。

誤解を恐れずに言うと、コーヒー味の葛根湯を飲んでいる感じ。
速攻でクリープを取りに行く嫁。GJ。

ミルクを入れて飲んでみた

うん。飲める味になった。けれども、好みの味ではない。完全にスタバの味とは別物。
これが1杯100円?いやー無いわ。もらっておいて悪いけど無理。
以前挙げたフラジールの方がおいしい。フラジールはブラックでもいける。

総評

無い。これは無い。スタバの名前を冠する以上、これを認めるわけにはいかない。

というのも、スタバは、おそらく家庭で飲むコーヒーと、スタバのコーヒーをまるっきり一緒のものとして捉えようとしている。

スタバのコーヒーというのは、喫煙者がいない店内、音楽が醸し出す雰囲気、こんにちはと挨拶してくれる優しい店員、コーヒーのにおいが漂う店員などなど、様々な要素がハイレベルに統合されて、おいしいコーヒーとなっている。しかしながら、家庭ではそこら辺がずっぽりと抜け落ちて、スタバ店内ではおいしく感じるコーヒーが、やけにコーヒーが強すぎるように感じてしまうのだ。おそらくコーヒーの味はほとんど一緒なのだろう。でも、それだけでは、VIAはスタバのコーヒーにはならない。

なので、VIAを好んで飲むなら、室内環境をそれなりにセッティングし、心を落ち着かせて、スタバで買ったCDなんか流しながら飲まないと、なんか違うと思うはず。

その点、ネスレは家庭で飲むコーヒー、もう少し言えば、インスタントという、時間がない人が気軽に飲むコーヒーというのを研究している。
そのように考えれば、スタバの目指す家庭でのコーヒー像は、家庭をスタバにすることであり、ネスレの方向性とは異なる。

しかしながら、私が望むインスタントコーヒーはまさしくネスレが提供する方向性と同じものであり、スタバのコーヒーが飲みたかったら素直にスタバに行けばいいのだ!
よって、私が考えるに、VIAの方向性は間違っている。もしくは、間違っていない!と主張するに足りる品質には、残念ながら圧倒的に至っていない。ぶっちゃけて言うと、高い割に濃いし、大しておいしくないコーヒーなのだ。確かに一定のレベルよりは上にあるだろう。(開封して1ヶ月たったゴールドブレンドを入れたときよりはおいしいよ。)けれども、好んで飲みたいとは思わない。

スタバ店内で飲んだとき感じる、飲み終わった後の幸せ感も無いのだ。

なのでこんな文を書いている。未だに期待している。
これは始まりであって、ここからスタバのインスタントは改良を始めるに違いない。
スタバの方向性は分かった。家庭をスタバにすることだ。いつでもどこでも、VIAさえあれば、そこがスタバになる。それがVIAの方向性だ。
だからこそ、更に気合いを入れなくてはならない。

お湯を入れたとき、漂う香りは、ウェイストにするコーヒーのにおいなんかでなく、店内に足を踏み入れたときに漂う香りと同じでなければならないし、それが部屋中に広がっていかなくてはならない。

一口飲んだとき、ほっとする必要があるし、だんだん冷めるとやけに甘ったるくなってくるけど、おいしいから最後まで飲んじゃう必要がある。
んで、終わった後「ふはぁ。」なんて気の抜けた息をついた後、また気持ちを入れ替えて頑張ろうなんて、いそいそと片付けをする。

それが私にとってのスタバだし、それはスタバの店内以外ではやはり実現できないものではないだろうか。

でも、VIAはそこを実現させたいのだろう。これは相当な努力がいるし、今のままでは到底たどり着いていない。

とうのが、とりあえず1杯目の感想。こう言うのって、1回だけで書くと、あとから変わることいくらでもあるんですよね。
3杯あるから、3杯飲んだらまた追記します。たぶん何かしら変わると思うけど、最初の感想からの変容も大事なので最初の感想はあえて辛口で書きました。

期待してるぞ、スタバ!

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『Starbucks VIA – COLOMBIA レポ その1』へのコメント

  1. 名前:すずやだいすけ 投稿日:2010/04/03(土) 05:43:58 ID:589fc6ab0 返信

    new entry: Starbucks VIA – COLOMBIA レポ その1 http://tinyurl.com/yen8b59

  2. 名前:Phillip J Rhoades 投稿日:2010/04/03(土) 06:05:03 ID:589fc6ab0 返信

    Starbucks VIA – COLOMBIA レポ その1 http://bit.ly/ar3tUf