ASUSのネットブック、X205TAはサブマシンとして快適すぎる3万円PCだった

7年間使いつづけてきたVAIOが液晶割れを起こしてしまったので購入しました。購入時は3万3千円でしたが、今は更に値が下がっている、X205TAについて書いていきます!

スポンサーリンク

スペック概要

詳しくは公式サイトに譲りますが、スペックの概要を書いていきます。

http://www.asus.com/jp/Notebooks_Ultrabooks/ASUS_EeeBook_X205TA/

  • CPUはWindowsタブレットでよく使われているAtom
  • メモリは2GB
  • 内蔵ストレージは64GB
  • OSはWindows 8.1 with bing (32bit)
  • 980gほどの軽さ
  • 液晶はTNパネル、11.6型 1,366×768ドット(WXGA)
  • 電池持ちは驚きの11時間超え。

誤解を恐れず言えば、軽自動車。

誤解を恐れず言えば、125ccのバイク。

上には上がいるけれども、この現状でも使い方次第では十分満足する、というようなスペックです。

開封!

箱!(謎のテンション)

2015-03-13_19-18-09
開けました。うわ。何これ。箱の上の部分が傾斜になるように箱に仕掛けがある!
2015-03-13_19-20-28
付属品。OneDriveの100GB2年間無料券とかついてました。
2015-03-13_19-23-13
本体はこんな感じ。
2015-03-13_19-23-25
写真で見ると大きさが分からないので手を重ねてみる。別に私の手が大きすぎる訳ではありません。多分。
…親指、流血しておる。笑
2015-03-13_19-23-30
ジャジャーン。
2015-03-13_19-24-25
左側面は、電源ポート、microSDXC、microHDMI、4極のオーディオジャックが。
2015-03-13_19-23-51
右側面はUSBポートが2つ。マウスを接続するなら右側のUSBポートはありがたい。
2015-03-13_19-24-02
14インチのVAIOFitと重ねてみました。一回り以上小さいですなー。
2015-03-13_19-36-55
いいね!Instagramに投稿!
2015-03-14_17-27-01
写真取り忘れましたが、A4サイズの紙には完全に隠れます。そのくらい小さいです。
薄さは良い比較対象が思い浮かびませんが、かなり薄いです。白を買うとMacBook Airに一瞬見えるかもしれません。価格は3分の1ですが。笑

キーボードは私の指よりは大きくなっているのでミスタイピングもなく普通にタッチタイピング可能です。変なくせもない、素直な配列。
2015-03-15_07-23-21

使用感

素直な感じ

まずはじめに思ったこと。プリインストールのアプリが少ない。
自分は最初にやることとして、プリインストールアプリを消して、Windowsアップデートをかけるんですが、消すソフトはKINGSOFT Officeだけでした。

Windowsアップデートはやはり最初は時間がかかって2時間は放置したように思います。

バッテリー、減らなすぎ

上の作業を終えて、バッテリー見ても、70%台なんですよ。いやいや、3時間くらいつけたよね?おかしくない?という印象。笑
これは、もしかすると一泊くらいの旅行や、毎日充電が可能な環境があるなら、ACアダプタを持ち歩かなくても平気だと思いますわ。
画面も最大輝度まで上げると明るすぎて白飛びするくらいなので、室内なら60%くらいの輝度で十分使えます。

動画再生は1080pはキツいみたい

720pの動画なら余裕で再生しますが、youtubeの1080pはキツいみたいです。処理落ちします。
と言っても、1080pはこのパソコンの解像度を超えているので、要らないという事も考えられますが。
youtubeなんかは、720pのエンコードが汚いので、1080pで見たくなるんですけれどもねー。

Officeなんかは余裕で動作

Office2010を入れましたが、余裕で動きました。何の心配も要りません。ATOKを入れていますが、きちんと処理落ちしないで変換してくれていますよ。快適!

軽すぎ

「これ、本当に中身入っているのか?」と不安になるほど軽い。他のノートPCだと、下部分を持ち上げたときに自重で曲がったりしないかな、とか思うんですけれども、この機種に限っては、外装がプラでも全く心配ないと思います。軽いです。

TNパネルは見づらい

安いタブレットで使われているTNパネル、左右の視野角も狭いですが、上下の視野角も狭い!でも、発色はそこまで悪くはないです。良くもないですが。
これに関しては先ほど大きさ比較をしたVAIOと比べると雲泥の差です。(VAIOは7万円、2倍の価格差ですので当然ですが)

なので、動画をガンガンみたいという人は、IPSパネルを採用している機種の方がよいでしょう。

その他

ファンレス、ゼロスピンドルなので音は全くしません。スピーカーの音質は思った以上に良いです。低音はあまりしませんが、良い感じで音が出ます。iPhoneや下手なタブレットよりは音量も音質も上です。

まとめ

メインPCがある、重い処理はそっちに任せられる、もしくは重い処理なんてしないよ、という方はこの機種、オススメです。
毎日持ち運んでも負担に思いませんし、壊れてもこの価格だとまぁ、この価格だし、と諦められるギリギリのラインです。

タブレットを持ち運んでいて、別にキーボードも持ち運んでいて…という人はこの機種に変えると幸せになれるかもしれません。
タブレットと圧倒的に違う点は、キーボードの有無もそうですし、画面の角度が自由に選べることも利点です。
タブレットのスタンドって、何段階かはありますが、ジャストフィットする角度にはなかなかならない。ましてや、膝の上に置いて作業は無理です。それがこの機種だとできてしまう。
そして、タブレットと同等の電池の持ち時間。確かにタッチパネルではないので、タブレットの替わりにはなりません。けれども、タブレットを使っていて感じる、ちょっとした不足感、このPCなら解決してくれますよ。

ストレージは64GBと少なめですが、microSDXC対応なので、私は64GBのものを入れて保管庫にしようと思います。それだけで128GBの機種に相当。うん、十分です。

買ってから4日しか経ってないのですが、グングン価格が下がっているのが一番のネックです。笑 でも、この機種に限っては3万円台なら損したとは思いませんよ。いいな、と思ったら買ってしまうのが十全でしょう!

2015年3月28日追記:microSDカードを使って容量を増やす方法を追加しました。

X205TA、VHDを使って容量を更に確保する。VHDオートマウントも設定!
X205TA、VHDを使って容量を更に確保する。VHDオートマウントも設定!
VHDを使う利点 VHD、Virtual Hard Diskを用いると、microSDカードの容量分、ストレージを確保することができます。...
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

『ASUSのネットブック、X205TAはサブマシンとして快適すぎる3万円PCだった』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2015/03/17(火) 21:41:00 ID:03d04faa5 返信

    価格.comからきました。
    1kg以下のノートパソコンの中では最安値なので非常に気になっていました。
    外で使うのであれば、持ち運び易さと壊れる事を前提にしなければいけませんが、3万円前半で1kg以下であれば経済的なダメージが少なくて済みますね。
    レビュー非常に参考になりました。

    ちなみに海外の販売サイトでは950gと表記されているところもあります。
    価格.comとメーカー公表のスペックでは980gとなっています。
    機械みたいに精度や公差を求めているわけでは無いのですが。

    • 名前:suzusuke 投稿日:2015/03/18(水) 05:54:49 ID:7d62d7741 返信

      感想ありがとうございます。参考になったようで嬉しいです。
      あの後、microSDカードの導入で、容量問題は解決しました。Dropboxの同期も開始し、本格始動です。
      重さに関しては私もそこまで誤差を気にする人ではないので、軽ければ良いです。笑

  2. 名前:匿名 投稿日:2015/06/24(水) 22:47:17 ID:580690fe4 返信

    素晴らしいレビューでした。
    一つ伺いたいのですが、今日ヨドバシカメラに伺ったら、msのOfficeが動くかわからないと聞いたのですが、お入れになったOfficeはmsのものですか?

    • 名前:suzusuke 投稿日:2015/06/26(金) 05:48:46 ID:52dd97ba1 返信

      こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      導入したOfficeは、MicrosoftのOffice2010です。普通に使う分には何ら不自由ありませんー!