三十代になって、インフルエンザにかかった話

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マジできつい

死ぬかと思った。まず、寒い。あり得ないくらいに寒い。寒いというか寒気がすごい。
もうね、このブログが最近Tipsとか小ネタとかに走っているのをガン★無視で書きますよ。えぇ。

ボケッとしながら書いているので、文章などおかしいかも知れませんが、知りません。

インフルエンザとの出会い

こんにちは、インフルエンザ。今思えばキミは、息子からの紹介だったね。
金曜日に息子の発熱を引き起こしたキミは、火曜日の早朝に猛烈な寒気をボクに引き起こさせ、一方で水曜からの登校許可証をもらいにいく息子、そして今絶賛発熱中の私を病院へと誘いました。

火曜日と言えば、偶然にも奥さんの誕生日。「仕事は定時で上がって、帰りにケーキでも買って帰ろう」という目論見を見事に粉砕してくれたキミは、「誕生日くらいはゆっくりしたい」と考えて休みをとっていた奥さんの一日の予定を、看病一色に染め上げたんだ。

インフルエンザの検査、陽性(A型)

病院が開いてまた16分しか経っていないのに、10番の番号札をつかんだボクたちは、ノーガード戦法なのかマスクすらしていない医者による診察を受けた。
鼻の穴の奥の方につっこまれた綿棒。思わず「ウオエェエエ」ってなったのは、仕方ないと思う。

でも、「グェ、カッ」とか言って咳き込んだのはさすがに悪かったと思ってる。それでも表情一つ変えずに終始徹底して冷たい対応の医者には、感謝してるよ。

そりゃそうだ。何が悲しくて30のオッサンのインフルエンザの診察をして咳をぶっかけられるのかと。この歳になると、相手の気持ちに寄り添うことが少しだけうまくなったように思う。

タミフル処方

子どもは10代なので強制的にリレンザだった。リレンザの吸入の仕組みはスゴい。なんて言うか、ものすごく悪い事をしているように思えてしまう。穴を開けて吸い込む。凶悪な響きだ。
残念だが、自分はタミフルを希望した。異常行動なら、常日頃から行っている。何ら問題ない。2900円という、明らかにケーキ代よりも高い金額を病院に支払い、立ち去った。(息子は子どもなので窓口支払いは無い)

踏ん張りのきかない身体

そして、帰宅した後おかしいことに気がついた。そう。力が入らないのだ。おかしい。20代の時だったら、薬をもらって、気分がまえむきになった途端に、いろんなことができるようになって、お前本当に休む体調なのかよ、とつっこまれそうな感じなのに、診察の時にまくってしまったシャツをズボンの中に入れることすらできない。そのままこたつの中に。まずいと思って布団の中に。

風邪体調で休む場合、10代なら無駄にNHKの番組を見る、いいとも!やごきげんようを見るのが鉄板だった。20代なら、mixiに「インフルエンザになったw」とか草生やしているところだ。ついでにサンシャイン牧場の整備、ムシ入れも忘れない。

それがどうだ。AST21(8インチのAndroidタブレット)でdアニメストアすら見られない体たらくである。とにかく画面を直視できない。お前のタブレットは何のためにあるんだ。iPhoneで動画を見るのがちょっとキツくなってきたからだろ。iPhoneに至っては、一階にあるAnkerの充電器につなぎっぱなしで布団に持ってきてすらいない。

画面を見ることがつらくて、寝た。次起きたときは4時間後だった。dアニメストアでアニメを視聴していたら10話は進んだはずである。30にもなると、こうも変わるのか。

起床後熱を測る。KT=38.4℃。おい。カロナールではダメだ。ロキソニンを頓服する。

数十分して、ロキソニンの効果が出る。あ、腹減った。台所に行く。すると、煮込みうどんが既にできていた。奥さんが昼寝中なのを起こさないように食べる。何故か知らんが、染みる。この日まで休みの息子は3DSをやっていた。色々とバレずに済んだ。

快方へ向かう

紆余曲折あったが、必要だと思われるものがそっと用意されている奥さんのサポートにより、快方に向かいつつある。と言うのも、今これを書いているのは受診した翌日だ。誕生日なのに何一つ休めなかったと恨み節を言われたが、それは当然の報いとして受けねばなるまい。

そして、ここまでで目が限界を訴えてきたので、寝ようと思う。

みなさんも、インフルエンザには本当にお気を付けください。

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